ダンガンロンパ3 考察 モノクマについて
こんばんは、まっちょです。
この記事ではダンガンロンパ3未来編について考察したいと思います。それに伴い、これまでのダンガンロンパシリーズ及び放送済みのダンガンロンパ3に関して重要なネタバレが含まれる可能性がありますので、ご注意ください。
今回はダンガンロンパにおいて憎き敵であり同時にマスコットキャラクターでもあるモノクマについてです。
考察の続きは話数が進んでから襲撃者などについて書こうかなって思っていたのですが、突然思いついたのでモノクマについて書いてみたいと思います。
ふと気づいたのですが、これまでのコロシアイが行われたダンガンロンパ1、スーパーダンガンロンパ2と違って未来編では今のところモノクマが出てきていないんですよね。
1話からモノクマというキャラクター自体は登場していますが、映像の中だけなんですよね。1でも2でもモノクマはぬいぐるみのようなロボットみたいな不思議な存在として好き放題荒らしまわってましたし、絶対絶望少女ではものすごい数の(しかも色々な種類の)モノクマと直接戦闘を行いました。モノクマは無数に存在しており、参加者がコロシアイいくら潰してもキリがないというのが通例でした。そんなある意味ダンガンロンパシリーズの顔ともいえるモノクマですが、今回はまだ1度も実体を見せていません。
これにはそれなりの理由があるのではないでしょうか。というわけでちょっとモノクマが実体で現れない理由について考えてみました。
仮説その1:モノクマのストックがない
ダンガンロンパ1ではモノクマは実体を持ちながら無数に現れました。2ではモノクマは新世界プログラムを侵食するコンピューターウイルスのような存在でしたので何でもありです。
そして絶対絶望少女ではモノクマが塔和シティの工場で大量生産されたロボットであることがわかりました。また、未来編1話冒頭では絶望側と未来機関の戦いが描かれており、そこで多くのモノクマが破壊されているのがわかります。絶望側は塔和の工場も失いモノクマを量産することもできず、戦いで 多くのモノクマを失った結果もう以前のようにモノクマを用意する力がほとんど残っていないのかもしれません。
仮説その2:モノクマを用意するメリットがない
スーパーダンガンロンパ2の場合にはそもそもモノクマはゲームの中のプログラムという存在なので好き勝手できました。ダンガンロンパ1のときは十分な準備期間があってから参加者をある意味迎え入れるような形でコロシアイがスタートしました。また当時はモノクマを量産することができました。これらの都合から、モノクマをちょっとやそっと壊されたくらいじゃ全然痛手にならなかったんですね。
ですが、今回は相手は未来機関の幹部であり場所も未来機関のアジトです。また、絶対絶望少女ではハッキング銃といって誰でも簡単にモノクマを破壊あるいは思い通りに動かすことができる武器が使われていました。
これらの事情を考えると下手にモノクマを登場させても全滅必至、どころかハッキングされて利用されてしまう恐れがあります。
というわけで、黒幕はモノクマを用意する意味がないと判断したのではないでしょうか。
仮説その3:黒幕がこれまでモノクマを利用していた勢力ではない
モノクマが登場しないことに大きな意味があるとしたらこれかなーと思います。そういう意味では真打ちです。
絶望の残党ではない 未来機関の人間に黒幕がいて、何かしらの事情でコロシアイを行いたかった。それで、絶望側による攻撃と見せかけるためにモノクマを映像に出して、苗木に因縁があるようなセリフを言わせた。
そう、モノクマは単にカモフラージュのためにその映像が利用されたという説です。
とすると月光ヶ原さんの正体がモナカであることが早々に明らかになったことを加味すると、もしかしたらモナカはモノクマを利用するために呼ばれた単なる協力者なのかもしれません。モナカはここまで自由に動いていますが序盤以外そんなに大したことやっているように見えません。もちろん襲撃タイムに一仕事している可能性はありますが。
その場合絶望側の人間のモナカに協力するメリットはあるのか、という話になりますが、
①希望同士のコロシアイ自体が絶望的なのでOK
②狛枝くんの影響で少し歪んだ絶望厨になっている(強い絶望のためには強い希望が必要と考えて協力している)
という可能性はあるでしょう。
特に絶対絶望少女の最後にモナカは狛枝に助けられていますから、そのときに影響を受けた可能性はあるでしょう。
流石にモナカが改心して、希望側になったことはないでしょう。モナカの髪型、髪飾りからしてまだまだ江ノ島を崇拝してそうです。
また、モナカが黒幕の協力者であれば、本来組織と敵対していて未来機関の人物の情報が手に入れにくそうなモナカが月光ヶ原さんに成り代わることも比較的容易になりそうです(そもそも月光ヶ原さんは入れ替わるの楽そうな人ですが)。
正直言って、まともな感覚してたら希望側の人間がコロシアイ仕組まないだろうとは思うのですが、希望側でも狛枝くんみたいなのもいるし、カムクラプロジェクトとか割とぶっ飛んでるし、希望側の人間が黒幕だった場合はよくわかりません。
もう完全に思いつきの予想なのですが、もしかして狛枝くんが超高校級の幸運を発揮して復活しており、このコロシアイにも関係あるとかありますかね?希望同士のぶつかり合いというのは狛枝くんの思想に近い発想だし、OPの苗木くん宗方くんが拳銃自殺してるのもロシアンルーレットに見えますし、それも狛枝くんを暗示している……なんてのは少し突拍子もなさすぎる気がしますが。
ただ2のときのように、希望側の計画が乗っ取られてコロシアイに変更という可能性はなくはないといったところでしょうか。
結論がよくわからないという着地点がなく何とも残念な考察になってしまいましたが、今回はこれくらいで終わりたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。
おまけ(書き残したことを書く)
・絶望編5話でとうとう絶望シスターズや苗木くんなど78期生が入学しましたね。また、超高校級の詐欺師が御手洗くんのふりしていたことが明らかになりました。この点については多くの方が予想していたのではないでしょうか。
・天願会長が例の口パクシーンで何と言っているのかわからないかなと、アニメーションの口パクについて調べてみたのですが、やっぱりよくわかりませんでした。超高校級の読唇術者はまだでしょうか。誰か答えを教えてください。
・公式サイトを見に行ったら江ノ島盾子にハイジャックされていたり、日向くんが消えていたり、日寄子ちゃんが大きくなっていたりと色々変わっていましたね。こういう演出結構好きです。